Technical information

プラセンタの生理活性物質の働きを生かす
自社開発の非加熱製法技術

技術情報1

非加熱製法による「生プラセンタ」を独自に開発。
我国初となりました。(2009年)

プラセンタとは「胎盤」のことです。古くから西洋医学でも東洋医学でも(ローマ時代以前は「丸いケーキ」=PLACENTAの語源、東洋では紫荷車=漢方薬として)万能薬・秘薬・健康食品・美容素材として私達人間が用いてきました。哺乳動物も普段、肉を食べない草食動物でさえも出産後は本能的に胎盤を食べます。
胎盤は1個の受精卵からおよそ10ヶ月で60~70兆個まで細胞を増殖させ、胎児を形成する脅威の臓器です。胎児細胞が増殖する過程では様々な「生理活性物質」が合成、分泌されています。
免疫を担当する細胞を増殖・分化させる「サイトカイン」は、自然免疫系を活性化し、免疫システム全体のバランスを調整します。
美容に関することで言えば「細胞増殖因子(グロスファクター)」はさまざまな細胞の増殖・再生のシグナルとなる物質で、ダメージを受けた細胞を修復したり、新しい細胞の増殖を促進したりする働きがあります。

白老プラセンタ株式会社の「生プラセンタ」は、独自に開発した非加熱製法によりこれらの有効成分の働きが失われないようにする技術で生産されています。

※ サイトカイン(cytokine)
サイトカインとは主に免疫系細胞から分泌されるタンパク質で、標的細胞表面に存在する特異的受容体を介して極めて微量で生理作用を示し、細胞間の情報伝達を担う生理活性物質の総称。サイトカインは種々の細胞により産生され、一つの分子でそれぞれの標的細胞において多様な生理作用を示すが、その作用は異なるサイトカイン同士で重複することも多い。また、サイトカイン同士は複雑なネットワークを形成し、協調や拮抗など相互に作用し合うことで免疫系全体を制御している。
サイトカインはすでに数百種類が発見され、今日も発見が続いている。多くの種類があり、特に免疫・炎症反応等の生体防御に関連したものが多くみられるが、細胞増殖や分化、細胞死や治癒等に関連するものもある。代表的なものでは、インターフェロン(IFN)、インターロイキン(IL)、ケモカイン(CCLなど)、コロニー刺激因子(顆粒球コロニー刺激因子:G-CSF、エリスロポエチンなど)、腫瘍壊死因子(TNF)、増殖因子(EGF、FGF、TGF-βなど)などが挙げられる。

当社は「生プラセンタ製品」を一貫生産するメーカーです。
「新鮮でふくよかな飼育状態の良い地域の胎盤入手」にこだわり、生理活性物質(サイトカイン・グロスファクター)を失活させずに可能な限り製品内に温存させることにこだわり、「フレッシュで高品質な体感性の良いプラセンタ」を実現しています。
また私達の製品は、白老地域の豊かな自然環境から恩恵を受けている製品で、自信をもっています。